トップ > 疾患情報 > ガイドライン > 成人喘息 > 喘息予防・管理ガイドライン2009
帝京大学医学部 内科学講座 呼吸器・アレルギー学 教授 大田 健 先生 昭和大学医学部 内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学 教授 足立 満 先生 |
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健常人と変わらない日常生活が送れること。正常な発育が保たれること。
正常に近い呼吸機能を維持すること。
PEFの変動が予測値の20%未満。
PEFが予測値の80%以上。
夜間や早朝の咳や呼吸困難がなく十分な夜間睡眠が可能なこと。
喘息発作が起こらないこと。
喘息死の回避。
治療薬による副作用がないこと。
非可逆的な気道リモデリングへの進展を防ぐこと。
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| 治療ステップ1 | 治療ステップ2 | 治療ステップ3 | 治療ステップ4 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 長 期 管 理 薬 | 基 本 治 療 | 吸入ステロイド薬 (低用量) |
吸入ステロイド薬 (低〜中用量) |
吸入ステロイド薬 (中〜高用量) |
吸入ステロイド薬 (高用量) |
| 上記が使用できない場合以下のいずれかを用いる LTRA テオフィリン徐放製剤 (症状が稀であれば必要なし) |
上記で不十分な場合に以下のいずれか1剤を併用 LABA (配合剤の使用可) LTRA テオフィリン徐放製剤 |
上記に下記のいずれか1剤、あるいは複数を併用 LABA (配合剤の使用可) LTRA テオフィリン徐放製剤 |
上記に下記の複数を併用 LABA (配合剤の使用可) LTRA テオフィリン徐放製剤 上記のすべてでも管理不良の場合は下記のいずれかあるいは両方を追加 抗IgE抗体2) 経口ステロイド薬3) |
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| 追加治療 | LTRA以外の抗アレルギー薬1) | LTRA以外の抗アレルギー薬1) | LTRA以外の抗アレルギー薬1) | LTRA以外の抗アレルギー薬1) | |
| 発作治療4) | 吸入SABA | 吸入SABA | 吸入SABA | 吸入SABA | |
LTRA:ロイコトリエン受容体拮抗薬 LABA:長時間作用性β2刺激薬 SABA:短時間作用性β2刺激薬
- 1)抗アレルギー薬とは、メディエーター遊離抑制薬、ヒスタミンH1拮抗薬、トロンボキサンA2阻害薬、Th2サイトカイン阻害薬を指す。
- 2)通年性吸入抗原に対して陽性かつ血清総IgE値が30〜700 IU/mLの場合に適用となる。
- 3)経口ステロイド薬は短期間の間欠的投与を原則とする。他の薬剤で治療内容を強化し、かつ短期間の間欠投与でもコントロールが得られない場合は、必要最小量を維持量とする。
- 4)軽度の発作までの対応を示し、それ以上の発作については喘息予防・管理ガイドライン2009 7-2「急性増悪(発作)への対応(成人)」を参照。
未治療患者においては、表2に示したような症状を目安にして治療ステップを選択する。
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| 治療ステップ1 | 治療ステップ2 | 治療ステップ3 | 治療ステップ4 | |
|---|---|---|---|---|
| 対 象 と な る 症 状 |
(軽症間欠型相当)
|
(軽症持続型相当)
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(中等症持続型相当)
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(重症持続型相当)
|
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現在薬物治療中の患者であれば、表3コントロール状態の評価を参考にし、コントロール良好なら現在の治療の継続あるいは良好な状態が3〜6か月持続していればステップダウンを考慮する。コントロール不十分なら現行の治療ステップを1段階アップ、コントロール不良なら現行の治療ステップを2段階アップする。
*増悪が月に1回以上あれば他の項目が該当しなくてもコントロール不良と評価する
| コントロール良好 (すべての項目が該当) |
コントロール不十分 (いずれかの項目が該当) |
コントロール不良 | |
|---|---|---|---|
| 喘息症状(日中および夜間) | なし | 週1回以上 | コントロール不十分の項目 が3つ以上当てはまる |
| 発作治療薬の使用 | なし | 週1回以上 | |
| 運動を含む活動制限 | なし | あり | |
| 呼吸機能 (FEV1およびPEF) |
正常範囲内 | 予測値あるいは 自己最高値の80%未満 |
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| PEFの日(週)内変動 | 20%未満 | 20%以上 | |
| 増悪 | なし | 年に1回以上 | 月に1回以上* |


